多発するバスの運転手のトラブルによる事故。自動停止システムを早急に導入するべきだ!
最近、バスの運転手が意識を失うなどして運転できなくなり、事故を起こしたり、乗客が代わりにバスを止めたりという事件が頻繁に起きている。 運転というのは、緊張を伴う作業なので、長時間連続して行うのは難しい。 私は愛媛出身なので、お盆休みなどは、毎年家族を乗せてワゴン車で帰省していた。 昼間は大渋滞に巻き込まれるだけなので、夜の10時頃に出て、朝の8時頃に到着するというパターンが多かったが、これが一番順調な場合の例で、途中で渋滞に巻き込まれると、12時間以上かかることも良く有った。 40代までは何とかこなしていたが、50代に入ると体力的に厳しくなり、今年の夏は、深夜バスで四国に渡り、そこからレンタカーで実家に帰るというパターンに変えた。 凄く楽で、もっと早くそうしておけば良かったと後悔したほどである。 それほど、運転を長時間行うことは予想以上に負担がかかる。 身体を動かしているわけではないので、楽そうに見えているが、終始、まわりに気を使っているし、乗客を大勢乗せたバスの運転となると、その精神的負担は計り知れない。 何年か前に、一人の連続運転時間を規制して、2人体制にしたりしているが、それでも、交代要員の方は、ずっと横で様子を伺っているわけではなく、仮眠を取ったりしているので、運転中の運転手がちゃんと運転できているかどうかはチェックしていない。 そうなると、やはり、緊急時にバスを自動的に安全に停車させるシステムを開発する必要があるだろう。 その為の緊急停止ボタンを、運転席の後ろあたりに設置して、気がついた乗客がバスを止められるようにするべきだ。 今の技術を使えば、ゆっくりと路肩に寄せて自動停止するくらいのことは簡単に実現できるはずだ。 昨日発生した事故の運転手はまだ46歳ということで、まだまだ若い。 イメージとしては60代のベテラン運転手が事故を起こしているようなイメージを勝手に持っていたが、40代の運転手でも同じような事故を起こすとなると、私の提案のように、人に頼るのではなく、システムで安全を担保するべきだろう。
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