中東でキナ臭いことが連日起きている。一触即発の状態だ。
日本に住んでいると、世界の情勢に疎くなってしまう。 国内のどうでも良いようなニュースが多く、国際問題に関するニュースが少ないからだ。 最近では、一気に、中東方面でキナ臭い話が起きている。 イランと友好的なイエメンから、アメリカ側のサウジアラビアのメッカに向けてミサイルが発射され、サウジアラビアが迎撃したというニュースを見た。 まさに一触即発の緊迫した状況だ。 トランプ政権が、1年前にイランとの間の核合意から離脱したことが発端で、中東を取り巻く情勢が緊迫度を増していたが、ここに来て、一気に緊張感が増している。 アメリカは既に空母の派遣も発表しており、イランとの睨み合いはガチンコである。 そもそもなぜアメリカがイランとの核合意から離脱したのかも、正直良く分からない。 というか、中東の歴史そのものが、いくら書物を読んでも良く分からないので、この半世紀程度の間の揉め事の経緯も日本人には理解不能である。 中東の歴史を研究している学者しか、その辺の経緯は分からないのだろう。 だから、報道番組で分かったような顔をしてコメントしているコメンテーターも、こと中東関連に関しては、素人同然なので、核心を突いたことはコメントできないし、コメントを避けている。 おまけに、自衛隊は軍隊ではないと言い張る国なので、軍事的なことも公の場では意見も言えない。 下手に口を開いたら、丸山議員のように、議員辞職勧告を喰らってしまう。 だから、中東情勢など、日本に居て知り得る手段は無い。 しかし、日本の産業や生活は中東の石油で支えられている。 日本が中東の石油依存を完璧に脱却し、たとえば、アメリカのシェールオイルに切り替えた後でなければ、中東問題を対岸の火事のように知らぬ存ぜぬでスルーすることはできないはずだ。 中東で戦争でも起きた場合は、日本人の生活も経済活動も全てがストップするのに、関心も持たなければ、知ろうともしないというのは、いかがなものだろうか?
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